神さまブログ~飛鳥の風~

 子供の頃から神仏とのご縁が深く 各地の神社仏閣を巡っています。 神仏や土地のご供養をさせていただきながら たくさんの智慧とパワーをいただきました。  ご縁のある方に神仏のご加護をお届けできれば幸いです。

2015年10月

刀自古「ぼへぇ~~~~…」


寶珠「刀自古さん お疲れやね?」

刀自古「帰宅してから写真の整理をしながら フォトブック作ってるんですけど…
  楽しくて時間が経つのを忘れてしまって…」

寶珠「根詰め過ぎなんちがう?」

刀自古「ところで 先生 刀自古郎女と寶珠 魂の部屋に また ご投稿をいただきました」

寶珠「ほんま!!うれしいですね いつもありがとうございます」

刀自古「今回のご質問はこちらです」

ブログの更新、とても楽しみにしています。
どうしても気になることがあるので、メールさせて頂きました。
私は母方の祖父母、父方の祖父には、ほとんど縁がなく、唯一、3才まで父方の祖母と一緒に暮らしたことがありましたが、
その祖母は父のきょうだいと共に、母に対してヒドイ仕打ちをしていました。
亡くなって、かなり経っているし、母自身も気持ちの整理がついて、祖母に対してお墓参りやお仏壇で手を合わせているので、私もそうしていますが
何か心に引っ掛かるものがあり、素直に手を合わせることが出来ません。
そうした行動をしたのも、きっと何かあったのだろうと思っても、何か納得できない気持ちになり、形式的に手を合わせてしまいます。
亡くなった人に対する、わだかまりを解消するには、どうしたらいいでしょうか?
(東海 クローバーさん)


寳珠「う~ん 繊細な問題ですね 
でも そんな思いを持ってしまうのは とても お母さん思いだからでしょうね 」

刀自古「その心はとても尊いものだと思います
  お母さまは素敵な娘さんを持って幸福ですね」

寳珠「素直に手を合わせられなくても 無理もないと思います   
     そこを承知で言わせて頂くと そういう思いを消そう、とすると 自分の中に抵抗が生まれて来るんです 
『~ねばならない 』『~許せない自分を許せない~ 』などなど…」

刀自古「私ね…無理に蟠り(わだかまり)を解消しなくても良いんじゃないかな?って思うんですよ」

寳珠「そうですね
    許せないのに無理に許す必要はないと思いますよ 
  嫌いなもんは嫌いです」

刀自古「むしろ 許さないご自分を責めていらっしゃるのは お辛いのではないかと…
    いちばん辛い思いをされたお母さまが乗り越えておられるので 余計に罪悪感を持たれているのだと思いますけど…幼かったクローバーさんにとって とても大きな事だったのだと思います
  大人の感受性と子どもの感受性は違いますから…
    だから…『許せない自分を責めるくらいなら許さなくていいです』…と言いたいです」

寳珠「許す事は出来なくても   相手の育った環境や時代や 受けた教育などに目を向けると理解出来る部分も いくらか出て来るんですね 」

刀自古「相手を理解する事で少しだけ緩和されるんですね」

寳珠「『嫌い』『許せない』 は 変わらないけど 
でも いくらかは 『仕方ない』『無理もないよね』と思える部分があるのではないでしょうか?」

刀自古「今は難しくても 大きな目で見られる瞬間はきっと来ると思います
    それまでは 自分を待っていても良いのだ…と思います」

寳珠「その方個人を見ると むかついたり腹が立つけど少し視野を拡大して考えると 見えてくる事もあるかと 思います」

刀自古「どうしても個人に祈れなかったら『ご先祖さま』に感謝される…で良いと思うんですよ
   お祖母さまはいちばん身近なご先祖さまなのですから…」

寳珠「その方が存在しなければ あなたの存在もない…そういう意味では不可欠な存在ですよね」

刀自古「手を合わせられる時には その方個人ではなくて 大きな血の流れに感謝されたらいかがでしょうか?」



刀自古「クローバーさん・寶珠先生 ありがとうございました
  みなさんの魂の成長のお役に立てますように」

寶珠「どんどん ご質問おまちしています」
 

刀自古「はいた〜〜〜い!」

寳珠「もう ええっちゅうねん💦」

刀自古「おかげさまで 戻ってくるなりメールと仕事の嵐で ちょっと現実逃避したくなってる刀自古です」

寳珠「いつもニコニコ元気いっぱいの寳珠です…って自己紹介コーナーかいっ!?」

刀自古「今回のご質問が重かったんで少し気持ちを安楽け(やすらけ)くしようかと思いまして…」

寳珠「帰ってええか??」

刀自古「ダメです!!
  今回のご質問はこちらです」

 寳珠先生・刀自古郎女先生 いつも興味深く読ませていただいています。
 家の近くに心霊スポットと呼ばれている場所があります。お城の跡です。
有名な場所で雑誌などにも載ったことがあるのですが戦国時代にお城が留守の時に攻められて見せしめに女子供が皆殺しになったそうです。
先日 友人たち数人と肝試しに行きました。
そういうところに興味本位で近づいてはいけないと聞いたことはあったのですが お酒を飲んだノリと勢いで行ってしまいました。
 他の人は何ともなかったのですが 私は背中がゾクゾクして 奥まで行けず…。
帰宅してから体調があまり良くありません。
それと1人になると誰かに見られている感じがします。
 私は霊感とかそういうのはないので心霊スポットに行っても平気だと思ったのですが もしかして何か連れてきてしまったのでしょうか?
その場合どうしたらいいですか?
先生たちも心霊スポットに行ってますよね?行く時はお守りとか持っていくのでしょうか?安全に行かれる方法があれば教えてください。

 コミカライズの予定があるんですか?漫画にするってことですよね?写真を送るので美人に描いてもらえますか?

(関東  メーテルさん)



寳珠「……………」

刀自古「先生 なんか云ってください」

寳珠「うわっ--------------
  肝試し これは見えない方々を怒らせちゃいますね 」

刀自古「心霊スポット関連の本も結構出てるんですね
  今回のご質問の場所も出ていました
  すごく悲しい歴史のあった場所です」

寳珠「時代に翻弄されて生きたくても生きられなかった人達を真摯に慰霊する気持ちなら  ともかく興味本位で行くのはキツイ様ですが言語道断ですね」

刀自古「もう二度と行かれないようお願いします
  そして その場でいいですから 行かれた場所で亡くなられた方たちに謝罪と感謝の心をお伝えください
  『いやだ〜〜〜〜!! 取り憑かれちゃったのかしら』…じゃないんですよ
  自分の立場になって考えてみてください」

寳珠「もし あなたなら自分にとって重要な場所に ましてお城ですからその一族の誇りでもある場所ですよ…いきなり酔っぱらいがわらわらと入り込んで来たらどう思いますか?」

刀自古「慰霊のレポートを数多く発信していてナンですが…あれは 多くの方に歴史の裏側を知ってほしい…隠された者たちの心を理解してほしいという思いからです
  それも 実は三分の一くらいしか書けてないんです 書いてはいけないことも多い…」

寳珠「確かに私達は そういう悲しい歴史のあった場所へ出掛ける事も多いです  
  でも その人達の悲しみや怒りを知り、理解させて頂き 供養させて頂く…「あらためて今の平和に感謝する」という気持ちです」

刀自古「この国が今あるのはそういう方たちのおかげなんです
  ひとり ひとりが瞬間 瞬間を真剣に生きて死んでいった結果が今の平和な世界なんです
  歴史の中で起こった悲劇…その渦中の方たちの心情に寄り添いたい…時にはいっしょに泣くだけしかできないこともあります
  よく『悲劇の起こった場所へ出かけて慰霊してあげているの』…って云うかたもいらっしゃいますけど…あれも…何というか…」

寳珠「『私が祈ってやる』じゃなくて『私は ただ祈りたい』…そうせずにはいられないから 行くんですね    
  その辺の気持ちが全く違う事を ご理解ください」

刀自古「知ってしまったら…気づいてしまったら祈らずにはいられないんです
  それは『昔の知らない人の話』ではなくなってしまう……身近な誰かに起こった悲劇と同じような実感を伴うんです…うまく 言葉にできてないんですけど…
  『地球のため』でも『その人たちのため』でもないんです
  ただ手を合わせたい…そんな気持ちです
  …まぁ…私たち変わり者なんです💦」

寳珠「身を守るためには塩や 御守りを身に付けたり護身法も行います
  でも一番は どういう気持ちで その場に入らせて頂くかですね」

刀自古「塩持ってればOK…ってことではないんです
  口先で『ご供養に来ました』って言っても本心でなければ見透かされます」

寳珠「あちらは そんなのお見通しなんですから…」

刀自古「…で この方体調を崩されてるようなんですけど…」

寳珠「おそらく 場の何かを拾っちゃったんでしょうね  
  やむを得ず そうなった場合は塩や清酒を お風呂に入れて入ります」

刀自古「私も大きなご神事の後は必ず塩で体を洗ったり ご神水をかぶったりしますね
  場にいるのがご供養の対象だけとは限らないですし…」

寳珠「お寺や神社で お祓いを受けられるのも1つかと思います」

刀自古「『危難消除』や『厄払い』事情を説明してどの願事が良いか決めてもらうのも一つの方法です
  でも ホントに今回だけですよ」 

寳珠「もう 二度と遊び半分で行かない事です」

刀自古「是非っ!!お願いします!!!
  …でこの最後に書いてあるコミカライズの件なんですが…」

寳珠「コミカライズって普通の主婦には聞きなれない言葉やね」

刀自古「『漫画化 する』って意味です
  あくまで同人誌レベルで 文章にイラストをつけるのか エッセイっぽくまとめるのか…全然未定ですが」

寳珠「営利目的ではないんやね」

刀自古「はい モチロン 宣伝目的に使うこともありません
  ブログを読んでくださってる方たちに本の形でお頒けできれば…と考えています」

寳珠「なので 写真送っていただいてもメーテルさんが登場されるかどうかも全くの未定です」

刀自古「その場合は 個別にお願いメールを出しますので…っていうか基本的にはお顔を出すことはないかと…💦」

寳珠「みなさんハンドルネームを使われていますし個人が特定される心配はないと思いますよ」

刀自古「メーテルさん・寳珠先生ありがとうございました
  みなさんの魂の成長のお役に立てますように…」

寳珠「どんどん ご質問お待ちしています」




 


刀自古「いや〜〜〜〜あっという間に帰ってきました!!
  寳珠先生 さっそく宮古島についてのご質問のメールをいただいています」

寳珠「ありがとうございます❤️」

刀自古「宮古島のホテルの部屋で受け取って ふたりで喜びの舞を踊りました♪」

寳珠「ご質問はこちらです」

先生方は現在宮古島出張ですか!
では、旅情を誘う質問をしたいと思います。
1、宮古島の神様は八百万の神々との違いはありますか?あるならどんな感じですか?例えば、水木しげる大先生の描くニューギニアあたりの精霊のような神さまでしょうか?

2、これは返答されなくてもどちらでも良い質問ですが旅情を誘うかもと思い敢えてさせて頂きます。
宮古島の食べ物で先生方のsoulに届いた食べ物(食材でOKです)は何ですか?そのそのスピリチュアルな効果があればご教示ください。

きっと、霊的なビジョンや風物などは別記事で記載されるので敢えて食べ物で攻めてみました。
例えば何々の塩でもOKです。

コミカライズしてほしいので率先して質問させていただきます。

(近畿 鎌足loveさん)

刀自古「鎌足loveさま ご質問ありがとうございます!
  『コミカライズ(マンガ化)歓迎』のコメントも心強いです❤️
  実現できるように頑張ります」

寳珠「 『宮古島の神様と八百万の神様とは 違うのか』 という ご質問ですが言葉や気候が その土地によって変わる様に その土地ならではのカラーは 確かにある と 思いますよ」

刀自古「…出雲の神さま・伊勢の神さま・熊野の神さま…皆 それぞれに独自のカラーがあります
      そういう意味では 宮古島の神々さまたちも独自のカラーを持っていらっしゃる…という印象を受けました
     ただ それは ヒトの文化の違いであって神さまの違いではないのだと思います
  『八百万(やおよろず)』のレンジ(範囲)って めっちゃ広いんですよ
  仏教の神々さまも キリスト教の神々さまも 全て『八百万の神さま』の内側なんですね
  日本人の宗教観の素晴らしいところだと思います
  …なので 大きな意味では『同じです』と答えさせてください」 

寳珠「神さまって愛そのものやないですか?
       大きな目で見ると 全く同じですね」 

刀自古「この土地で 私たちが強く感じたのは 人々の信仰の力です
  それについて 少しお話しさせてください」


寳珠「地元の方が神々さまやご先祖さまたちを 本当に心の拠り所にしておられる事が すごく伝わってきました」

刀自古「宮古島の方々は神さまと密接に結びついて生活しています
  今でも 道路が御嶽の敷地にかかる時はユタさんを呼んで神伺いをして神さまと相談して御嶽を移動させていただく …というような事が普通に行われているのだそうです」

寳珠「『神様と相談して』…神さまとヒトが共存してるんやね」

刀自古「『ぐそう』(あの世)はすぐ近くにある…『宮古島が特殊』なのではなくて もともとの日本…というか古代の信仰はそうだったんじゃないかと思うんです」

寳珠「神様と人が近かった時代やね」

刀自古「日本の神社などと違うのは『部落の人』『神人(かみんちゅ:神さまの声を聞く巫女さん・ユタ)』など 限定された人しか入ってはいけない拝所(うがんじょ)も多数存在することです
  明治頃までは 本土でも禁足地って多かったんですね
  物見遊山や興味本位で入ってくる者の存在を拒むことで 場を保ってるんですね」

寳珠「超強力な結界を張って守ってはるんですね」
 

刀自古「…なので 地元の人や神さまにお伺いを立てながら 慎重にお参りする必要があります
  今回 わたしたちは タクシーをお願いしたので地元のヒトのルールについては 運転手さんが確認をしておいてくださいました
  ルールがなくても 結界に阻まれて進みにくい御嶽もあったり…ホント 様々です」


寳珠「都会の神社のゲートが   ホテルの守衛付き自動ドアだとしたら 宮古島は大自然の気の壁…分厚い壁がドーンとあるんです
  それは もう弾き返されそうな勢い …」

刀自古「鳥居から先に進むごとにバキッパキッ…とエネルギーが変化する御嶽もありました
  あれ 面白かったです♪」

寳珠「結界が何重にも張られてたからね わかりやすかったわ」

刀自古「鳥居の近くが重たくて奥へ行くほど 開放的なのですが 入って大丈夫なのか ちょっと迷いました」

寳珠「結果として歓迎してくれはって 嬉しかったね」

刀自古「はい
         宮古島の祭祀は 神さまの本質にとても近い感じがしました
  ご神事の前には二人でチャネリングして お供え物や必要なマントラなどを用意するのですが 今回は 『◯◯を用意してほしい』と云う言葉は ほとんど降りなかったんです」

寳珠「参拝してみて納得したわ
       宮古島の神々さまたちは全く加工されてない自然そのもの…ごまかしも 飾りも全く通用しない感じです」

刀自古「本土の神社で云うところの『荒御魂』に近いんです
        『荒ぶる』と云う意味ではなく『天から降りてきたばかりのエネルギー』…純粋だからこそパワフルなんです」 

寳珠「『怖れ』っていうか 『畏れ』を感じます」 

刀自古「『畏れおおい』の畏れですね
         祝詞の『畏み畏み(かしこみ かしこみ)』…の部分です」

寳珠「言葉も そう多くは伝わって来ませんでしたが 小さな岩の1つ1つにも 先人の祈りが込められているのを感じました」

刀自古「火の神・風の神・水の神…一つ一つに神々さまが宿っておられるんですよ」

寳珠「ウタキには 御守りやお札はありません 
  そこには 祈りがあるだけ…神様と人間の シンプルな 関係が あるだけなんです 」

刀自古「私たちもお参りさせていただいて 神事の原点を反芻する想いでした」


寳珠「鎌足loveさん 刀自古先生 ありがとうございました」

刀自古「寳珠先生!!Soulフードを…」

寳珠「あぁ そうやったわ
     魂に響いた食べ物は…味噌そば?

刀自古「…(;^_^A …それは飢餓がもたらした 幻影だと思いますよ…
  神事がハードすぎて 夕方まで何も口にできませんでしたから……美味しかったですけど…」

寳珠「『ジーマミー豆腐』も美味しかったね」

刀自古「ピーナッツの お豆腐ですね たしかに…
  私は伊良部島でいただいたハーブランチが美味しかったです
  ハーブ大好きなので…❤️」

寳珠「皆さんも是非 宮古島へいらしてください」

刀自古「美しい海と優しい神々さまたち…魂が浄化されますよ❤️   
  鎌足loveさん・寳珠先生ありがとうございました
  皆さんの魂の成長に役立ちますように…」

寳珠「どんどん ご質問お待ちしています」




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